ウォーターフォードは1776年に創業を開始し、主に鋳物製キッチン用品や農業機械部品などを製造していました。第一次世界大戦時には、その鋳物技術が評価され、軍用品生産も担う企業でした。
そんなウォーターフォードをヨーロッパ中に知らしめたのは、一台のクッキングストーブです。
薪の燃える熱を利用しホットプレートやオーブンで料理や保温も出来る当時としては画期的な製品でした。
このクッキングストーブ「スタンレークックストーブ」はその後調理器具としての領域を超え、セントラルヒーティングやボイラーとしての機能を搭載し、ヨーロッパに広く愛用されました。
ウォーターフォードの薪ストーブのデザインはエレガントが漂うシンプルさが特徴。
無駄な飾りはほとんど使わず、地味なのに存在感がとてもある鋳物の雰囲気を感じさせてくれます。
ウォーターフォードの薪ストーブの本体サイドの模様には、発祥の地であるウォーターフォードの象徴とされているレジナルズタワーが描かれていて、その深い歴史を垣間見ることが出来ます。